デキストリン、食物繊維の一種であり、デンプンの加水分解により得られます。
デキストリンとは、食物繊維の一種であり、デンプンの加水分解により得られます。またデキストリンは、デンプンとマルトースの中間にあたります。主に便秘改善やダイエットの効果もあるとされ、健康食品として人気を得ています。特徴としては水に溶けて水分を吸収し、ゲル化します。食品添加物などの人体にあまり好ましくない物質の吸収を妨げ、体外に便としてデトックスする働きがあり、腸内で水分を吸収して膨張するため腸壁を刺激して便秘にも効果があります。
デキストリンの性質
構造中に多数のヒドロキシ基を持つため水溶性です。ただし、分子量の増加とともに水への溶解性は低下していく(難溶性デキストリン)。また、生体内では、アミラーゼによってマルトースに分解され、最終的にグルコースとなります。
難消化性デキストリンについて
デンプンを原料とした天然物由来の水溶性食物繊維で、便秘改善や整腸作用があることで知られています。最近では、特にコレステロールや中性脂肪の吸収を阻害したり、食後の血糖値の上昇を抑える働きがあることでも注目されています。